所得税にも課税最低限という措置があるのと同じように、相続税にも課税最低限があります。
この課税最低限を超えた場合、課税されるというわけです。
相続税の課税最低限は、「基礎控除」と「配偶者の税額軽減」の2種類があります。
【基礎控除】
法定相続人(法律により定められている相続人)の人数によります。
★算式★
5,000万円+法定相続人×1,000万円=基礎控除額
※つまり、この基礎控除額以下は、非課税となります。
【配偶者の税額軽減】
配偶者だけに認められている特権で、16,000万円まで非課税となります。
※この16,000円は、法定相続人11人の場合と同額となります